和モダンな住宅にするために２：和モダンな住宅にするために

和モダンの建具

現代のモダン住宅に住んでいる場合、上手く襖や障子、畳などを入れるだけで和モダンになります。

但し、普通のものを入れると、余程モダンな住宅でないと、単に和風になるだけなので注意して下さい。

もし入れるなら、琉球畳などのちょっと変わったものや、障子なども少しデザイン性のあるものにすると、良いでしょう。

また、間仕切りに屏風を取り入れるのも良いですね。インテリアとしてはスクリーンと同じです。

代表的な和モダンの建具としては、以下のようなものがあります。

和モダンの建具：障子

木と和紙で出来た障子は、ガラス窓が導入されるまでの日本で、扉と採光を両方できる建具として重宝されてきました。

最近は、紫外線防止、断熱効果などで見直されてきています。

障子には素材を工夫したもの、模様が入ったものなどもある。

和モダンの建具：畳

畳は日本の伝統的な床材です。普段フローリングで暮らしている方も、旅館の畳がたまらないという方がいらっしゃるのではないでしょうか。

中身は稲藁を使っていましたが、害虫・カビの問題や入手困難になってきていることから、新素材を使うことが多くなっています。

また、表は通常はイグサを編んでできています。地域によって畳のサイズは異なっているので、不動産物件の●畳と言う表記には注意が必要です。

インテリア性の高いものとしては、琉球畳や、最近はカラー畳や、床下収納が付いているユニットなどもあり、和モダンの中に導入しやすくなっています。